あまりにも恐ろしいことに出会って1晩で髪が真っ白になってしまった。
そんな話を聞いたことがあるかもしれません。
白髪の原因として、ストレスには実際大きな関係があるのです。
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生え際の白髪の原因、ストレスを取り除く5つの方法
生え際は人の注目を集めやすいところ。白髪が人一倍目立ちやすいところです。ストレスは早めに取り除いて、健康的な髪を維持したいですね。
1.生活改善
太陽光を浴びてストレス発散
冬の日照時間が極端に短くなる北欧では鬱になる人が多く、冬季の自殺者の割合が急増するのだそうです。日照時間と精神的ストレスには密接な関係があるようです。
人は起きてから太陽の光を浴びると、しゃきっとした気分になるだけでなく、睡眠ホルモンであるメラトニンの働きを活性化して、夜も寝つきをよくします。
北欧の鬱病治療の一環でも、朝明るい太陽光に似たライトを浴びるという治療法があります。
休日、疲れているからといって夕方まで寝ていると、明るい太陽光を浴びる機会が失われてしまいます。
休日でも朝は午前中には起きて、太陽の光を一杯体に浴びて深呼吸をしましょう。生え際の白髪の原因を吹き飛ばしましょう。
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入浴は就寝1時間前
ストレス発散には良質な睡眠が一番。
眠気は、高かった体温が下がるときにやってきます。
良質な睡眠をとるには、就寝1時間前、できるだけ11時までにはすませましょう。
入浴すると血流がよくなり、体温が上昇します。この体温がもとに戻るときに良質の眠気が起こるのです。血流は髪の健康にも大切なもの。シャワーだけで済まさずに、バスタブにゆっくりとつって、特に首の後ろを温めてください。(関連記事:生え際の育毛には首の後ろを温めろ)
夜10時から夜中の2時頃にかけては、成長ホルモンが一番分泌されるとき。髪の再育成のためには、夜は0時前には就寝しましょう。
2.オイルパックでストレス解消&酸化皮脂おとし
毎日シャンプーしても、落ちにくい汚れがあります。
それが、「酸化した皮脂」。
頭皮の潤いを保ち、いろいろな外部の刺激から守るため、頭皮は皮脂を分泌されます。
ところがこの皮脂、48時間以上が経過すると徐々に酸化が始まり、「過酸化脂質」という物質に変化します。
この過酸化脂質、実は抜け毛や白髪を促す成分なのです。しかも、抜けた後の毛にまで作用するほどしつこいやつ。過酸化脂質は、毛穴をふさぐだけでなく、徐々に毛穴を逆流していくんです。ぎょえ~。
この変質した油は、シャンプーしてもなかなか落とし切ることができません。これを落とすために強力な市販のシャンプーを使っては、他の有効成分まで落としてしまいます。そんなことをしては本末転倒ですよね。
月に2,3回、オイルパックで頭皮のディープクレンジングをしてみませんか。頭皮の汚れを取るだけでなく、ストレス解消にも良いですよ。
オイルパックには植物性天然成分100%を
オイルパックに使うオイルは、植物性の天然成分100%のものを使いましょう。今話題のココナツオイルや、オリーブオイル、皮膚に良く化粧品類にも使われるホホバオイル、アボカドオイル、アーモンドオイルなどです。
これらのオイルはアロママッサージにも使われるため、アロマ系のショップでも手に入れることができます。
必ずマッサージ用オイルを手に入れてください。食用油は少し製法が違ってくるので。また、女性のクレンジング用のオイルも、頭皮には強すぎるので不向きです。
植物油には、それぞれ違った香りや質感がありますから、最初は小さなパックで買って、いろいろと試してみるのが良いかもしれません。
ホホバオイルは化粧品類にも使われているだけあって、肌になじみやすくさっぱりした使い心地。最初に試すのに良いかもしれません。
O字タイプはラベンダー、生え際タイプはイランイラン
生活雑貨やアロマショップに行くと、アロマオイルのコーナーがあります。
オイルマッサージをやる際に、アロマオイルを使うと、よりストレス解消に効果的です。
頭頂部が薄くなる、通称「O字タイプ」には、ラベンダーがおすすめです。血行をよくして、頭皮の状態をよくします。沈静効果があるので、お休み前の入浴時に使うのがぴったり。免疫力もアップさせますので、風邪予防にもよさそうですね。
生え際の白髪や薄毛、通称「M字タイプ」には、イランイランがおすすめです。ゆったりとした気分で、不安やストレスを軽減しますし、ホルモンの分泌もよくします。血圧を降下することも知られています。
全体の薄毛や髪が弱っている方にはゼラニウムがおすすめ。ホルモン分泌を整え、副腎や視床下部への働きかけで自律神経のバランスを整えます。ストレス性の白髪に効果的です。情緒不安定だったり鬱だったりする方も試してみてください。
オイルの作り方
アロマオイルはキャリアオイル(ベースとなる前述のマッサージ用アロマオイル99%に対して、アロマオイルは1%です。
大抵のアロマオイルのボトルには、1適ずつオイルが落ちるどろっぱーがついています。大体の場合、1適は、0.05mlに調節されていますので、1mlなら、約20滴となります。
アロマによっても若干の入れる量の違いがありますし、メーカーによってボトルのタイプも違ったりしますので、詳しくはメーカーにお問合せください。
ベースのオイルとエッセンシャルオイルを、100円ショップなどで売っているはちみつやドレッシングを入れる容器に入れ、振ってまぜあわせたらできあがりです。
オイルパックのやり方
オイルパックはシャンプーの前に行います。
ぬるま湯で髪を濡らしたら、頭頂部に適量のオイルを載せます。髪ではなく、地肌にオイルがいきわたるように、なるべく髪の根本付近にオイルが乗るようにしましょう。
頭頂部から、10本ほど、放射状にオイルを出します。
指の腹を使って耳の上にあるくぼみからゆっくりと頭皮を押し上げるようにしてもみほぐしましょう。
頭皮は重力と髪の重みで、下へ下へといつも力が加わっています。
ですので、頭皮を下から上へもみあげるようあマッサージをして、柔らかくもみほぐしてあげましょう。時間は、2,3分でかまいません。もんでいるうちに、オイルの栄養分と殺菌作用がよくいきわたります。
数分間そのままにしたあと、ぬるま湯でざっと流してから、シャンプーで洗い流しましょう。
脂臭いような頭皮臭や加齢臭の原因の、頑固な酸化脂肪がすっきりととれ、ストレスも軽減されますよ。
頭皮が清潔で柔らかくなると、髪の生えるサイクルがよみがえります。毛髪の毛づやもよくなります。
光毒性のあるアロマには注意!
アロマエッセンスの中には、肌についた状態で日光の紫外線にあたると皮膚にダメージを受ける「光毒性」という作用を持つものがあるので注意してください。日焼けのような症状になり、しみが残ってしまうことがあります。
かんきつ性の、グレープフルーツ、ベルガモット、レモンなどはこの光毒性を持つので、つけてすぐに外出するのはやめましょう。
なお、レモングラスは名前に「レモン」とつきますが、レモンではなくそういう名前の草からとれるものなので、光毒性はもちませんので安心してくださいね。
アロマオイルは風呂に入れるのもストレス軽減にいい
アロマオイルは、バスタブに数滴落とすのもいいものです。
日々の入浴にもお好みの香りを使ってみてください。
ヨーロッパでは民間薬として長く使われてきた経緯もあります。
香りと何に効果があるのかをチェックしながら複数そろえ、毎日違う香りで入浴するのもよいものです。

3.白髪と血行と絶叫マシーン
ストレスと絶叫マシーン、全然関係なさそうに見えますが、実は深い関係があるらしいのです。
そもそも人は、なぜ怖い思いをわざわざしてまで、絶叫マシーンに乗るのでしょうか。
絶叫マシーンに乗ると、脳内からは快感物質であるドーパミンが放出されるそうです。
このことで、思いっきり絶叫したあとは、なんだかよくわからない高揚感がおこり、思わずはしゃいでしまうのです。
絶叫マシーンに乗ることは、大きなストレス発散方法になるのです。
あなたも今度のお休みに、童心に帰って絶叫マシーンで思いっきり叫んで、白髪の原因を内側から追い出してみませんか。
生え際の白髪の原因、ストレスを取り除く3つの方法、というお話でした。
