生え際のフケの原因、乾燥対策

人の視線が止まりやすい生え際。そこにぱらぱらと白いフケがあったら…。

いくら清潔に保ってもでてくるフケ症は、大きくわけて2つの原因があるようです。

1つは、皮脂の乾燥。もう1つは、アトピー性皮膚炎からくるものです。

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 頭皮の乾燥からくるフケ

生え際をかきあげると、フケが毛髪に絡まっているのがみえる、なんだか生え際がかゆい。

こんな症状はないでしょうか。

フケの原因としてまず考えなければいけないのが、頭皮の乾燥や炎症です。

もともと皮膚が敏感な方は、今お使いのシャンプーをお手にとってみてください。

こんな成分は含まれていませんか?

  • 化学系界面活性剤(ラウリル硫酸・ラウレス硫酸)… 石油から化学的に作られる強力な洗浄成分。頭皮の保護や髪の健康を保つのに必要な成分まで落としすぎてしまうので、頭皮が弱い人が使うと逆にフケやかゆみを起こしてしまいます。朝シャンが日課など、1日に2回以上使う人は注意が必要です。
  • パラペン(防腐剤)… 化粧品やシャンプーに最もよく使われる防腐剤。蓋をあけたときに入る浮遊菌などを殺菌する作用があります。
  • シリコン … ケイ素に化学的処置をした合成樹脂。人体の影響が少ないことから医薬品に使われています。指通りをなめらかにしたり、髪のキューティクルを保護したり、髪をまとまりやすくするために入れています。

 

  • 人工香料 … 香りづけのために様々な香料がいれられています。

 

  • 紫外線吸収剤 … 日焼け対策に使ってあるものもあります。

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多分、お手にとっているものが市販のシャンプーなら、そのほとんどに、これらのものが含まれているのではないでしょうか。

お肌のコンディションを整えるには、これらの刺激物が少ないものを選ぶことが乾燥対策となります。

理想は、アミノ酸系のシャンプーを選ぶこと。頭皮の構成に近いアミノ酸系のシャンプーは、最初スカッと感が少なく物足りないと思われるかもしれませんが、頭皮や毛髪の乾燥対策を考えたら使いたいシャンプーです。

フケは頭皮が乾燥し、弱っている証拠。そのまま刺激の強いものを使い続けていると、フケだけでなく、抜け毛のようなもっと深刻なものへと発展しがちです。

そうなる前に、頭皮に刺激の少ないシャンプーで、頭皮の乾燥を抑えたいですね。


アトピー性皮膚炎からくるフケ

もう一つフケの原因として考えられるのがアトピー性皮膚炎です。

大人になって突然発症する場合もありますので、可能性を考えてみてください。

かゆくてかきくずしてしまい、ひどい場合は毛が抜けてしまったり、じゅくじゅくしてしまったり、症状は人それぞれです。

アトピー性皮膚炎の方は、一般的なフケ用シャンプーを使うのはお医者様と相談なさってください。

フケ用シャンプーは、真菌を殺すための殺菌成分など、意外と刺激の強いものが含まれている場合がありますから。

頭皮へのステロイド剤

頭皮はステロイド剤を吸収しやすいので注意してください。逆に頭皮のかゆみを悪化させてしまうことがあります。

ステロイド剤の使用については、十分にお医者様と話し合ってください。

体内環境を整えてフケをなくす

フケの大きな原因は、皮脂のとりすぎ、紫外線など、外部からの刺激も大きいですが、体内環境を整えることも大変大事です。

本当に健康な人なら、多少の皮脂の取りすぎや、日常生活レベルの紫外線を浴びてもすぐに頭皮や毛髪は復活します。

大抵の場合、外部環境の他に体内の環境が乱れていることが多いものです。

フケや抜け毛の原因になるAGE(週末糖化産物)と活性酸素

AGE(週末糖化産物)

毛髪や生え際のフケなどは、AGE(週末糖化産物)と呼ばれる物質が深くかかわっています。

糖化とは、糖質と結びついたタンパク質が劣化したものです。

この劣化したタンパク質が老化を引き起こす原因となるのです。

AGEが体に蓄積すると、蓄積した部分が老化します。

頭皮にAGEが蓄積すると、髪や頭皮が十分な栄養を得られず、フケやかゆみ、抜け毛などを引き起こせます。

活性酸素

結構市民権を得てきた活性酸素という言葉。

薄毛、皮膚のトラブルなど、人の老化が進むとき、体内では急速に活性酸素が増えています。

活性酸素自体は、体内に侵入したウイルスや細菌を攻撃、退治する役割をもっているので、多少存在するのは問題ないのですが、多くなりすぎると、健康な細胞までも攻撃してしみ、老化や病気の原因になることがわかってきています。

頭皮には、髪の毛の栄養を得るための細い毛細血管が張り巡らされています。もともと生え際の血管は他の部分よりも少ないのですが、活性酸素によってこの毛細血管が攻撃されると、細くなったり、なくなってしまったりして、血液が十分に頭皮や毛髪にいきわたらなくなるのです。

体内環境を整えて、AGEや活性酸素を減らすことは、フケ、かゆみ、薄毛を抑えるだけでなく、全体を若々しく保つのに大切なことなのです。

年齢より若く見える人の体内環境は、やはり若いのです。

生え際の乾燥対策には、腸内環境を整えるのが早道

抗酸化力が強い食品としては、独特の臭み、アリシンを持つ、ニンニクやショウガ、アントシアニンの豊富なブドウなどの濃い色の野菜や果物が知られていますが、実は腸内細菌には、活性酸素を消して、AGEを減少させる、抗酸化力があることが、最近の研究によって解明されてきています。

抗酸化力が強くなれば、体の内側から薄毛、フケ対策がとれるというわけです。

善玉の腸内細菌たちは、

  • 海藻
  • キノコ類
  • 大豆
  • 青魚
  • 玄米

が大好物。玄米を中心とした昔ながらの日本食って、善玉細菌を増やすのにぴったりな食事なんですね。

フケや頭皮の乾燥、薄毛が心配な方はこれらの食事を中心に食べてみてください。

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