最近髪の毛の質はいかがでしょうか。
なんだか、ボリュームが減ってきてセットがきまらない。明らかに抜け毛が多い。はりやこしがないみたい。父親や祖父の頭髪の様子を思い出しながら、不安に思うものの、忙しい毎日に紛れてついついそのまま放っておきがちになるんですよね。(ため息)
でもそのままの状態を放っておいても、状態がよくなることはありません。
10年後の髪の毛を守るためにも、今から毎日のケアを始めましょう。やはり絶対にはげたくないです。なんとしても10年後、自分の毛で笑っていたいです。
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10年後の髪のためのシャンプー
基本の話だけれど、やはり毎日するシャンプーはとても大切です。ダメージを蓄積するのか、良いものを蓄積していくのか。ここが10年後の髪のための分かれ目です。まずシャンプーから変えてみましょう。
使うシャンプーや、シャンプーのやり方によって、将来の髪の毛に大きな差がでてきてしまいます。
市販のシャンプーは、合成界面活性剤が含まれています。なぜそんなものを入れるのでしょうか。界面活性剤とは、水と油のように本来混ざらないものを混ぜるために使います。合成界面活性剤は科学的に簡単に合成が可能ですし、洗浄力も強いので、市販のシャンプーのほとんどに使われています。
頭皮には、皮膚を守り異物の侵入を防ぐための皮脂膜と角質層がバリア機能として働いているのですが、合成界面活性剤は洗浄力が強すぎ、この頭皮に必要なバリア機能まで奪ってしまうのです。
その結果、頭皮の乾燥を起こし、長年使っているうちに、フケや抜け毛といった頭皮のトラブルを起こすのです。
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少しずつ皮膚に侵入する成分
シャンプーに使われている合成界面活性剤、パラペン、防腐剤などは、ほんの少しずつですが、頭皮から体内に吸収、侵入されます。特に毛穴からの吸収率は高いようで、毛穴の塊の頭皮に合成界面活性剤を使い続けるのは、髪の毛のためにも、体のためにもよくありません。少しずつダメージを受けた皮膚から入ってくる化学物質はアレルギー、喘息、時には肝臓障害を起こす可能性もあります。
髪の毛と地肌のために、絶対にはげたくない人の毎日使うシャンプーは、良いものを選ばなければいけませんね。
10日間シャンプーを使わないでみた
いっそのこと、シャンプーを使わなければいいんじゃないかと、夏のさなかに実験をしたことがあります。
猫なんて、シャンプーしなくても毛づやがいいし、もしかしたら人間でもいけるんじゃないかと思ったんですよ。皮膚環境に悪い成分を浸透させるくらいなら、いっそシャンプー自体封印すればいいと考えたんですよ。
シャンプーもリンスもせずに、お湯で髪の毛をもみ洗いしてみました。
2,3日はちょっとしっとりして、「おっとこれってひょっとしてカラスの濡れ羽色ってやつじゃないのか?」
と思ったのですが、5,6日で髪が油を吸ったような重い状態に。1週間を過ぎると髪は明らかにべたべたのオイリー状態になってきました。こうなってくると人目がとても気になります。
ちょっと泣きそうになりながらさらにノーシャンプー状態を続けたんですが、さすがに1週間を過ぎると、なんだかちょっと匂い始めました。うっすら浮浪者臭というのでしょうか(ははは…)。さすがにやばいと思いシャンプーをしたら、泡立たないんですよ。一度流して再シャンプー。サイコーに気持ちよかったです! でも、その後手に残った抜け毛数を見て、ぞっとしました。
悩みはつきませんが、やはり、シャンプーとは、まめに付き合う他なさそうです。

ここは押さえておきたい、絶対にはげたくない人が使うシャンプーとは
シャンプーには、大きく分けて3種類のものがあるようです。
洗浄力が強い市販の高級アルコール系シャンプー
成分に石油由来のアルコール系を使っているものです。市販のシャンプーのほとんどがこれにあたります。「高級」と書いてありますが、これは分類上の呼び名で、アルコール分子に含まれる炭素数が高いものがそう呼ばれているだけです。いわゆる「市販のシャンプー」と思ってください。洗浄力はしっかりしているのですが、前述の界面活性剤などが沢山使われています。はげやすい体質、はげたくない人はお勧めできない種類のシャンプーです。
ラウリル硫酸とか、ラウレス硫酸と書いてあったらこれにあたります。
石鹸系シャンプー
天然由来の油脂や脂肪酸を使っているタイプ。アルカリ性で洗浄力も強いですが、その分髪がきしきししたりすることも。細ってきている髪の毛には注意が必要です。また、皮脂の取りすぎで、地肌が乾燥する心配もあります。
脂肪酸とか、石鹸素地と書かれているものがそれにあたります。
最近ではいろいろな石鹸シャンプーバーがでていて、それなりに香りもよく使い心地もいいのですが、いろいろと使った結果、やはり昔ながらの素朴なオリーブオイルでできている石鹸はいいように思います。体も洗えて髪も洗えるので一石二鳥ですし、もとが油脂成分のせいか、髪もきしきしになりにくいです。欠点は浴室の湿気と反応しやすく、どろどろになりやすいことです。保管場所は浴室の外にしたほうが良いかもしれません。
石鹸系シャンプーの良いところは、生分解性が高いこと。なるべく地球の負担にならないものを選びたいですよね。
アミノ酸系シャンプー
3つのカテゴリーの中では一番刺激が少ないアミノ酸系のシャンプー。頭皮の油脂をとりすぎないので、はげたくない人にはこれを使うのがベストだと思います。
メチルアラニンとか、グルタミン酸の表示があるものがこの系統になります。
10年後の髪のため、アミノ酸系シャンプーを使い丁寧に地肌をマッサージしながら洗いましょう。
ただ、他の2つに比べると洗浄力では劣るので、しっかりした洗い心地を求める人にはちょっと物足りないかもしれません。夏の時期や、汚れが気になるときには、石鹸系と組み合わせるのもいいかもしれません。
絶対にはげたくない人の洗い方の5大則
シャンプーだけでなく、絶対にはげたくない人は洗い方にも気を付けてみましょう。
絶対にはげたくない人の洗い方(1)まずはゆっくりと湯船で温まりましょう
まずは湯船でゆっくりと洗いましょう。
温まることで毛穴も開き、皮脂が浮き出しやすくなります。じんわりと汗をかいてきたらシャンプーを始めましょう。
絶対にはげたくない人の洗い方(2)指の平でマッサージするようにやさしく
ガーっと荒い、ガーっと流す。「男ならしゃきっとしようぜ!」は、残りの髪の毛を大切に守るためには鬼門のやり方です。実は頭皮の血管はデリケートで細いのです。知らずに傷つけてしまうこともあるのです。
地肌をマッサージするように頭皮を洗いましょう。耳の後ろから顎の下に向かい、動脈やリンパをマッサージしてみましょう。血行が良くなり、老廃物が流れます。
絶対にはげたくない人の洗い方(3)洗うときは上から下に、根本から毛先に
人の髪の毛は、上から下に、根本から毛先に向かってキューティクルの向きがあります。これを逆行するような洗い方をすると、キューティクルのきめが悪くなってしまいます。洗う時は、上から下へ。あまりキューティクルをきしきしさせない洗い方に注意しましょう。
絶対にはげたくない人の洗い方(4)すすぎは十分に
すすぎは十分すぎるほど行いましょう。地肌に科学物質を残しておくことは、髪の毛のためだけでなく、ときにはアレルギーなどを防ぐことにもつながります。将来の髪と健康のために、すすぎは十分に行いましょう。
ところで、体と髪の毛、あなたはどちらから洗いますか。
体を洗ったあと髪の毛を洗うと、皮脂バリアが取れた状態の皮膚に、洗い流したシャンプーがさらされてしまいます。
まずはシャンプーをしてから体を洗った方がよさそうです。
絶対にはげたくない人の洗い方(5)朝シャンではなく、夜に洗髪を
はげたくない人は、朝シャンはやめましょう。
さっぱりと気持ちいい朝シャンですが、実は髪の毛と地肌への負担が大きいのです。
洗い立ての髪と地肌はデリケート。朝の強い紫外線などに無防備になってしまいます。
シャンプーは夜寝る前に行いましょう。
皮脂が多い方などは、ついつい何度も洗いたくなってしまいますが、1日1回のシャンプーで髪の毛の汚れはしっかりと落ちますよ。
おすすめシャンプーはこれだ!
アミノ酸シャンプーの中でも、育毛のためには、育毛専門のシャンプーを使いましょう。
地味だけどすごい。必須アミノ酸をすべて含むS-1シャンプー
じみっすね(汗)。でもぎらついた「育毛シャンプー」といった見た目ではないので、あ、使ってるな、ってばれないのがいいんですよ。このシャンプー、育毛剤専門の会社が開発したもの。なので、髪に良いものだけを集めた発毛特化型ってところがいいんです。シルクプロテインで必須アミノ酸のすべてを含んでいます。無添加なので市販シャンプーを使いなれていると、正直すかっとする成分や香料が入っていないので物足りないと感じるかもしれません。が、長く使っていると、違いを実感します。洗い上がりに髪がキシキシしないんですよ。地味にすごいやつです。詳しくはこちら。S-1 無添加シャンプー 値段もこの種のシャンプーにしてはお手頃。ボトルとかにお金かけてなくて、中身重視だからでしょうね。本当に実力のあるやつって、声高に叫ばないんですよ。
発毛だけでなく、毛づやも大切。馬油入りリマーユスカルプシャンプー
黒いスタイリッシュなボトル。シャンプーってぶっちゃけ髪が生えるためだけでなく、やはり生えてからの色ツヤも大切じゃなですか。このリマーユは、ふんだんに馬油がはいっているので、色つやの面までケアできるんですよ。以前ロングヘアが美しい女優さんが毎日馬油を使ってるってきいてから、馬油の信頼感、個人的に高いっす!この馬油は不飽和脂肪酸が豊富。これって体になくてはならない必須脂肪酸なんです。足りないと毛の成長が止まったり皮膚トラブルを引き起こします。女優さんのような女子力の高い方々の口からよく馬油の名前がでてくるんですよ。馬油は浸透性もあるので、シャンプーのたびにいい成分を頭皮に取り入れられますね。詳しくはこちら。REMAYU SCALP SHAMPOO
発毛を促し、加齢臭は押さえる。M3040
やはり少し香りは欲しいな、という方にはM3040。やはりアミノ酸系ですが、ローズマリー、ゼラニウムといった自然由来のハーブの香りがさわやかです。翌日の朝にもうっすらと香るほどです。もちろん、パラペン、酸化防止剤等の成分はフリーです。フコダインという沖縄のもずくの潤い成分を使っていて、洗い上がりなめらか。さらに果物のカキからとれるタンニンも配合してあるので、加齢臭も寄せ付けません。なんとこのシャンプー、体にも使えるんだそうです。体の加齢臭も一緒にとれますね。
いかがでしたか。
絶対にはげたくない人の髪の毛を守るシャンプー術でした。
10年後も、死守した髪の毛でともに笑いましょう!
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